Chrysochroa fulgidissima adachii /ダンジョルリタマムシ(タマムシ男島亜種)
1998年に新しく記載されたタマムシで、ヤマトタマムシとオオシマルリタマムシとを
つなぐ個体郡だそうです。
♂27.5〜32.0mm ♀29.5〜37.0mm。長崎県男女郡島・男島。
ホストは、クワノハエノキ。


Chrysochroa fulgidissima alternans /オオシマルリタマムシ
1997年に、独立種として復活したが、上記の亜種が記載された事によって
亜種に格下げになった。
奄美大島、徳之島、沖永良部島、沖縄本島。
ホストはリュウキュウエノキ。

男島亜種とヤマトタマムシ、オオシマルリタマムシとの差。
ヤマトタマムシとの差
1、体型はやや短小、上翅の点刻はやや大きい。
2、上翅の赤紫色縦条は内側にずれ、基部1/2においても
  第2縦隆脈を含む。
オオシマルリタマムシとの差
1、体型は同様に短小だが、上翅の点刻は小さく粗で
  光沢が強い。
2、上翅の赤紫色縦条はやや幅広い。


Chrysochroa holstii /オガサワラタマムシ
22〜35mm。小笠原諸島(父島、母島)
6月〜8月。ホストはムニンエノキ。